こんにちは。メッセージと労いのお言葉をありがとうございます。
「不完全な緑の羊水で、僕らは海に還ってきた」
とある映画で「わたしのバスタブの中にいるあなたは完璧だわ」という台詞があるのですが、ある意味バスタブは胎内のように満たされた羊水で疑似的に原初に還る場所という意識が常にあり、このようなお題を作るに至りました。イメージとしては、ブルーカナールのタイルの貼られたシャワールーム、降り注ぐ雨の中のバスタブで向かい合っている感じです。とはいえ、解釈に制限はないのでご自由に想像していただいて構いません。
「あなたの眼差しの温度を紡いではいけない」
果たしてその温度は高いのか低いのか、様々に想像していただいて構いません。主人公は自分を戒めるように、自らに言い聞かせているようなイメージでお題を作りました。
「夜溜まりを睥睨して行き止まり」
夜溜まりを見られる人も時間も流動的なものと思いますが、ふとしたときに視界の端にあり、思わず見つめてしまうことほど危険なことはない、のようなイメージで作りました。
早速、それぞれのセットの好きなお題を挙げていただき、大変恐縮です。とても嬉しく拝見いたしました。
わかります、そのときの心情や環境で好きなものも変動しますよね。
こちらこそ、ご覧いただき、早速のご感想をありがとうございました。